作者 桟敷大祐プロフィール

葵 光太(あおい こうた)

葵 光太(あおい こうた)

チーム「Real-Money Trading」のリーダーであり、ライダー。
人格のコピーたちが集うレース「第4世代虚構競車」に、電脳直結にて挑む、若者。17歳。基底現実では、飛び級にて大学生。

「肉体的死がない奴らはゾンビと一緒だ。ゾンビと戦って、負けるなんて、できっかよ。こちとら優良健康不良人間だぜ!」 「俺は生を感じるために、レースに出ている。死を感じられないやつらが、真にレースを楽しむことはできない」 ストイック。求道者。 他者は自分をケアするものだけをケアし、そうでないものには興味を示さないタイプ。しかし、ケアする人間には最大限のケアをする。 (背景があるとすれば…以下の設定で。妹が電脳化しデータバックアップを行う以前に事故にて死去。その現場に立ち会いながらも、救えなかった自分のふがいなさを戒める自虐と、同時に、「正当なる肉体的死」を受け入れて「他人の気持ちに何かを残して死にたい」という意思をもって生きている)

「虚構世界」におけるレースのドライビングテクニック、とはいかにして、データ集合体である「マシーン」を機敏に動かすか…つまり「ハッキングテク」が必要となる。 基底現実からの直結にて、高速にてハッキングを行う光太のハックテク。それが光太が勝ち続けている理由である。

真里島 京子(まりしま きょうこ)

真里島 京子(まりしま きょうこ)

光太をサポートする第16体系データクローン。オリジナルは256年前にすでに肉体的死去。若くしてなくなったため、そのデータの一部を補完せねばならず、多人格からのデータの補足をもって、生存が可能となった、複合人格体でもある。故に、通常のコピー体よりも情報が不足しガチが故に、感情の起伏があり、また、質問攻めであることが多い。
その欠落は身体的な特徴にも現れている。(義腕など)
欠落ゆえ、弱いところを見せまいとして、勝ち気な性格。一見強気だが、根は弱い。
その正確故か「生身の人間」である光太に強く興味を引かれ、サポートしている。
「あなたがどうして、そこまでクローニングを拒否するかは理解できない。」
「肉体がなくなるってどんな感覚なんだろう?」
「基底現実で感じる太陽の光は、どんな感じなの?」
「貴方という存在がこの世の中から消えないように、サポートするのが私の仕事だから。」
「負けないでよね。私がサポートしてるんだから!」

ハイデル・ラドクリフト

著名な小説家の第1体系クローン。 現実世界での小説家としての作風は耽美にして猟奇。文学界からは異端とされながらも、大衆からは熱烈な支持を得た。
オリジナルの完全データコピークローン体である。オリジナルは512年前に死去。データクローン技術黎明期に技術の粋を結集してバックアップされたコピー体。
生来から様々な事象に対して興味を持ち、「レース」にはおよそ100年前から参加。勝率72%を誇るスーパーレーサー。
冷静沈着にして、無口。しかしながらにレース中には勝利に異常な執着を示す。
「…勝たないレースに何の意味があるんだ」
「僕のシナリオでは、ここでお前のマシーンは破裂する」
「………雑魚が。消えてなくなれ」
レースに負けると、対戦者に何も言わずにレース場から立ち去るタイプ。

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